7月7日は「七夕(たなばた)」。収穫の無事を祈る「棚機女(たなばたつめ)」という巫女が由来だといわれます。
七夕といえば、織姫と彦星の物語が有名ですが、平安時代から健康を祈り、素麺の元となったお菓子「索餅(さくべい)」が食されていました。
のちに、現在の舌触りのよい「素麺」を七夕に食べるようになりました。
七夕の節句
重陽の節句
9月9日は「重陽(ちょうよう)」。菊に長寿を祈る日です。
一番大きな数字が並び古来よりもっとも邪気が弱いとされるこの日に、菊を浮かべた水や酒を飲むと健康で長寿になれるといわれ、「健康で末永い人生」を願ってきました。
まさに菊水の名の起源となる能楽の一節にならった行事です。
近年では「栗の節句」とも呼ばれ、収穫祭として「栗ご飯」など秋の味覚で節句を祝います。
七五三
11月15日は「七五三」の日。
3才の男女(髪置)・5才の男児(袴着)・7才の女児(帯解)の祝いで、氏神さまにお参りして、これまでの無事を感謝し、これからの健康を祈願する、幼児の年祝いです。
お食事に決まりはありません。御馳走でお祝いの雰囲気を。
結納
両家が正式に二人の婚姻を認めることにより親族となり「結」びつくことをお祝いし、贈り物を「納」め合います。
菊水では、大きな床の間のある座敷での正式な結納式、個室にて両家の顔合わせを兼ねた食事会を行なう略式の結納式、どちらも行なえます。
結納のお祝い膳をご用意いたします。
賀寿
還暦(かんれき)満60歳から始まる長寿の祝い。
古希(こき)満70歳、喜寿(きじゅ)満77歳、傘寿(さんじゅ)満80歳、米寿(べいじゅ)満88歳、卒寿(そつじゅ)満90歳、白寿(はくじゅ)満99歳。
賀寿には、家族皆で食事をし、年長者の豊かな経験から得られた貴重なお話に耳を傾けてください。
葬祭
「葬」は、有縁の方々が今生の別れを告げ、亡き人が穏やかにこの世を離れることが出来るように祈る行事です。
「祭」は、故人の供養と感謝の気持ちを表す行事です。
法事
故人があの世でよい報いを受けられるよう、この世に残された者がお願いをします。この法要を含む食事の席など全体の事を「法事」と言います。
初七日、四十九日法要、一周忌法要、三回忌法要、七回忌から三十三回忌、五十回忌までの法要を行ない、その後 食事 をとります。
法事 についてご不明な点がありましたら、菊水までお問い合わせ下さい。
お盆
8月13日、朝に盆棚をお供えして、夕刻に盆提灯を灯してご先祖の精霊をお迎えします。14日15日はこちらにとどまり、16日の夜に送り火を焚いてお送りします。
また忌明け後、初めて迎えるお盆を「新盆・初盆」といい、特に丁寧に手厚くおもてなしいたします。
正月
正月はかつて夏の盆と半年ごとに「先祖を祀る」行事でしたが、現在は歳神を迎えて豊作を祈る「神祭り」の行事になっています。
御節(おせち)料理 や御屠蘇や雑煮などの料理には、一品一品意味があり、神と食事を共にして、福を招き災いを打ちはらうという願いが込められています。